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最終更新日

2019-10-18 (金) 02:34:04

抗ガン剤のリバウンド

母にも起きた抗ガン剤投与中のリバウンド

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最初こそ成果が出ていた抗ガン剤も途中から効かなくなってきてしまった。所謂、「薬剤耐性」という現象だった。この薬の効果が低下することは、ガン患者に限ったことではなく、僕らにも身近な話で、例えば体の体調が悪くなると薬を飲むことが習慣になっていると、「徐々に、その薬の効果が弱まってきてしまう」という現象が、正に「薬剤耐性」。

普段からあまり薬を飲むことをしない人は、たまに薬を飲むと、その薬が良く効くという。

「投与してみないと判らない」という担当医の言葉を信じて、大学病院の「診察ガイドライン」というベルトコンベヤーに乗ってしまっていたので「抗ガン剤の投与を中止して別の方法を試す」という考えを思う事すらしなかった。


抗ガン剤投与のやめどき

最初の抗ガン剤の効果が出なくなると「次は違う抗ガン剤にしましょう」と言われ、母は素直に担当医の言葉を受け入れて1回の投与に数時間。そして、その後に来る地獄の苦しみである抗ガン剤の副作用に耐えた結果、「もう当院では、やれることは無くなってしまいました。ホスピスへの転院をオススメします。(ニュアンスは、こんな感じだった)」と担当医からサジを投げられてしまい、2人で途方にくれたのを思い出す。

思い返せば抗ガン剤の投与をやめるタイミングは2回あったと思う。1度目は、最初にリバウンドが起きた時、そして2度目は違う抗ガン剤に変更をしても効果が出なかった時。もちろん、次の手を見つけ出して母が納得していた場合という針の穴を通すような難しい条件が揃って始めて出来た事だけれど、もう効果が出る可能性が低いと判断出来たら無駄な苦しみを、させなかったのにと悔やまれてならない。

「次の手を考えておく」これは、とても大切な事だと今更ながらに思う。

末期ガン患者に抗ガン剤を投与しても殆ど効果がない事は、担当医も知っていたはずなのに何故、母に抗ガン剤を打ったの?

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抗ガン剤のリバウンドについて」3冊の本から参考文章を抜粋した

  • 「医者は自分や家族が がんになったとき、どんな治療をするのか」P25
    最初のうちは効果を示しても、やがてガン細胞が、その抗ガン剤への耐性をもち、効かなくなる日がやってきます。これを「リバウンド」といいます。
    • 著者:川嶋 朗氏
  • 「難しいことは わかりませんが、『がん』にならない方法を教えてください!」P229〜P230
    抗ガン剤は最初、全身のガンを縮小させて大きな成果を出す。でも、しだいに効かなくなってしまう。それは「薬剤耐性」と言うんだけど、抗ガン剤の投与を続けていると、「ガン細胞が抗ガン剤を毒として吐き出すようになってしまう」から。あと、遺伝子自体が変わってしまい、効かなくなってしまうこともある。
    • 著者:水上 治氏 / 大橋弘祐氏
  • 「ガンを自分で治した医師の『ガン治し』本気塾」P29 8行目〜
    8クール目を終えたとき、恐れていたリバウンドが起こりました。耐性ができて、抗ガン剤が効かなくなり<省略>私は、抗ガン剤が効かなくなるとリバンドが起きることは知っていました。そのため、「なるほど、教科書どおりだな」と思う反面、化学療法が効かなくなったときの恐ろしさを身を持って実感しました。
    • 著者:橋本 豪氏
      • 川嶋朗氏の本ではP36で橋本豪氏に起った「抗ガン剤のリバウンド」の事を紹介していた。