癌に勝つために何よりも大切なこと

「生きてやる!!」という気持ちや「癌なんかに負けてたまるか!!」という闘争心が必要だと思う。

その気持ちが強ければ強いほど、癌という病気と闘えるのではないかと・・・

言葉でいうのは簡単だけれども、この気持ちを持続するのは容易な事ではない。

母のように僕が頑張れるかというと、全くもって自信がないが、癌から生還した人の記事を読むと、そういう気持ちが強い人が奇跡の生還をしたように思える。


母が発病する前から友人知人と電話で話をしている会話の中で、よく言っていたのだが「父(僕からすると祖父)が60歳で亡くなったので、私も60歳からは、残された命だと思ってるのよ~」と・・・

つまり母は、長生きをしたいという気持ちは、心の底ではさほど意識をしておらず、60歳を過ぎてからは余命だと思っていたのではないかと僕は思っていた。(母は67歳で旅立った。)

自らが癌と診断されてから、僅かその約3ヶ月後に父が亡くなったというのもあったし、親戚や友人からも励ましの言葉を貰っていたけれど、強烈な思いの「生きてやる!!」という気持ちまであったかというと、自分がこの世から消えてしまう恐怖心と闘いながら、自分の中で少しずつ覚悟を決めていったのかもしれない。


勿論、母がすごく良く頑張ったのは傍にいた僕が一番知っているが、人間の潜在意識の中に刷り込まれた思いというのは、ちょっとや、そっとじゃ拭いきれないと母を見ていてそう感じた。

今となっては、あくまで僕の推論なのだけれど・・・

コメント

  • こんばんは

    はじめまして。
    3年半前に母を卵巣がんで亡くしました。
    まだ途中までしか読んでないのですが、経過が似ていて辛いあの日々が
    よみがえりました。
    だけど読みすすめたい気持ちです。
    亡くしてからは2年間毎日泣きました。

    また久しぶりに泣きました。


  • Re: こんばんは


    モカさん コメントを頂きまして誠にありがとうございました。

    心中お察し致します。

    僕も5年が経過しても、ふと当時の事や遺品などを見て泣いてしまう時があります。

    「年齢と年月は関係ないんだなぁ」とも感じますし、いまだに2人で行った思い出の場所や大学病院の前を通るのは辛いので自然と避けてしまいます。

    モカさんも、まだまだ辛いですよね。

    こんな僕の拙いブログでもモカさんのお役に立てたなら幸いです。

    お互い良い供養ができればいいですね。



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