アニメ「はたらく細胞」は、すごく勉強になった

2018年7月〜9月まで放送された「はたらく細胞」。人間の体内を擬人化された細胞達が文字通り酸素を運んだり、細菌やウイルスと闘ったりして働いている様子を全13話に渡ってアニメーションとして楽しむ事ができた。原作は清水茜さんという漫画家が月刊少年シリウスで2015年3月号より連載中である。<wikipediaを参照>

というのも2011年当時、卵巣ガンに侵された母の身体のことで、ガン細胞や免疫細胞そして、食事療法に関することなど、それまで全く知ろうともしなかった情報を解らないなりにも収集していたが、医学用語を読んでもチンプンカンプンだったし、「白血球が・・・」だとか「リンパ球やマクロファージ」だとかの説明を文字だけで読んでも正直、イメージが湧かずに何となくしか頭に入ってこなかった。


そんな中、イラスト作家の赤池キョウコさんが書いた一冊の本。「マンガで教えて安保教授!病気にならない免疫学」は、難しい医学用語などをマンガにしてくれた書籍だった。

僕は書店で、この本を手にした時「漫画で説明されているのであれば、俺でも少しは理解できるかも・・・」と購入した事を思い出す。

安保徹さん自身も本書の「はじめに」の中で

「これまで手を替え品を替え、何十冊という本を送り出してきました。しかし、文字ばかりの本は読みにくいし、難しいという指摘も多く、今回、イラスト作家・赤池キョウコさんの協力を得て初挑戦したのが、マンガによる安保免疫学講座の公開です」と説明をしていた。

マンガで教えて安保教授!病気にならない免疫学


そして、母と共にガンという病気と闘ってから6年という歳月を経て、アニメ「はたらく細胞」という作品に出会えた。はたらく細胞を視聴中「白血球(好中球)しぶいーーー」「キラーT細胞も強いーーー」「NK細胞はアマゾネスだな・・・」「マクロファージ最強ーーー」「やっぱり擬人化されても男より女のほうが強いんだなぁ」と、ついつい独り言をいってしまっていた。

そして、何より小さい頃の我が子を思い出す「血小板」達には完全に癒されてしまった。まるで、横断歩道を横切っていくカルガモ親子を見た時のような感想だ。(TVでしか見た事はないけど・・・)話が脱線したが、擬人化されたキャラクター達が、声を出し動く、そしてナレーションでは医学用語を注釈として説明してくれていた「はたらく細胞」は、僕にとって、凄く勉強になった。

6年前に母を助けたい一心で調べた医学用語の意味が、毎週「はたらく細胞」を見る度に、「あーそうか、白血球って免疫細胞の一種で細菌やウイルスをやっつけてくれるんだ。なるほど、だから母は抗がん剤を投与する時に白血球の数値が低いと投与をする事ができなかったのかもな・・・(僕の勝手な解釈である)」というように、アニメで説明されると腑に落ちるというか、合点がいったのだ。


少し残念だったのは、第7話の「がん細胞」という物語。作中、ガン細胞と免疫細胞達との闘いで、免疫細胞が癌細胞をやっつけてしまう内容だったこと。もちろん物語としてはハッピーエンドなので申し分ないが(むしろ、そうでなくてはいけない)僕の個人的な希望としては、抗がん剤の投与によってガン細胞は死滅に追い込まれるが、正常な細胞達も次々と消滅していく様子や抗がん剤の攻撃から逃れたガン細胞が復活を遂げていってしまう時の体内の様子もアニメ「はたらく細胞」の描写で見てみたかった。

是非、「はたらく細胞」の第2期があることを期待したい。でも、我慢できないので原作コミックを電子書籍で購入して、ipadで読んでしまうかも・・・


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